2021.06.29

OUTIL – CHEMISIER SIROD

 

こんにちは、PURASの大野です。

もうすぐ夏だというのに、とても気になる長袖のシャツがあります。

頭では「暑くなってきたし、そろそろ半袖の準備をしなきゃな。」と

考えてはいるけど、店のどこにあっても目が留まる長袖のシャツ。

 

 

 

めちゃくちゃカッコいいと思ったから/一目惚れしたから/何故だか気になるから…。

いろいろありますが、今思うと単純な動機と思考でばかり買い物をしてきました。

このシャツが店のどこにあっても僕の目に留まるのは、

めちゃくちゃカッコいいと思っているから/きっと一目惚れしてるから/何故だか気になるから。

トレンドや大衆ウケは、二の次三の次でいい。はず。

 

 

OUTILのシャツ:CHEMISIER SIROD

商品ラインナップの中でも、定番のボーダーを除くと珍しい部類の柄物。

タイプライターのようなカサカサとした質感。

コットン80% /シルク20% の肌触りの良い高密度生地。

洗って干しただけのしわしわの状態で着るのも良いですし、

たまにアイロンをかけてピシッとさせてあげても雰囲気が良い。

 

 

左右の着丈を若干ずらしていたり、片側だけ襟がある定番のアシンメトリーデザイン。

着た時に生まれる、狙いすぎていない絶妙な不均一さ。

ややオーバーなサイジングなので、着用者の動きに合わせて生地が泳ぎ、

豊かな表情が顔を出します。

 

 

 

平面的でのっぺりとした感じはなく、立体感のある特徴的なプリント。

文字だけで作られたストライプ。親交のあるワインの生産者や地名、

好きな本の文章などを、デザイナーゆかりの地であるパリにある

ビストロ : Le Baratin 美しいカリグラフィーをオマージュし落とし込んだもの。

世界一美しい黒板メニューへのリスペクトを込めて、

MENU du JOUR(本日のメニュー)と名付けられた柄。

 

 

 

洋服としての完成度は言わずもがなですが、

デザイナーの遠く離れた地に馳せる想いまでをも内包した1着。

来たる盛夏に向けていかがでしょうか。

 

今回ご紹介した商品の詳しい情報は、店頭・オンラインストアにてご覧いただけます。

お付き合いいただきありがとうございました。

それではまた。

 

staff:Ohno

 

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