2022.06.30

YOKO SAKAMOTO 2022S/S – SUIT JACKET –

 

こんにちは、PURASの大野です。

入荷して日がかなり経ちましたがYOKO SAKAMOTO 22SS オーダー分 が全て入荷。

国の伝統工芸品に指定されている有松絞り染めや大胆なカットオフ加工、

ランダムなペイントにデッドストック生地を使用するなど。

これまでのブランドイメージとは異なるクラフトマンシップに溢れたアイテムが多かった今シーズン。

様々あるアイテムの中から今回はYOKOの作るテーラードってすごいなあと改めて思わされた”SUIT JACKET” についてご紹介します。

 

【 SUIT JACKET 】

シャツはシャツ工場で。パンツはパンツ工場で。ジャケットはジャケット工場で。

“餅は餅屋”という言葉があるように。

YOKO SAKAMOTOは毎シーズンそのアイテムの生産を専業とする工場に製作を依頼しています。

今回ご紹介するジャケットは、テーラードジャケット専業ファクトリーにて製作されたもの。

 

 

背抜き・袖裏無し・低めのゴージライン。毛芯仕立てで立体感があり構築的。

諸々省いたアンコン仕立てでは出せないテーラードならではの風格とオーラを感じます。

 

 

使用されているボタンはしっかりとした厚みと独特な色合いが特徴的です。

ポケットは両玉縁フラップ。柄合わせもしっかりとなされています。

 

 

左右には内ポケット。

三角の布をボタンで留めているのは、見た目の高級感や後の耐久性につながる仕様で、

剣先台場仕立てという仕様。手のかかる仕様なので省かれることの方が多いのですが、

テーラード専業工場で製作しているのでこの辺りの作りもしっかりとしています。

表からは見えない部分だからこそこだわりたいポイントですよね。

 

で、ありながら。ドロップショルダーに加えて、広く取られた身幅。

テーラードジャケットとしては規格外のオーバーサイズの作り。

ここまでの作り込みと本格的な内容に対し、着たときの印象は柔らかくて軽やか。

ジャケットというよりはブルゾンなどのカジュアルな部類の羽織りに近いかなと思います。

ドライな質感で触るとひんやりとする奥行きのあるリネン素材の小格子柄生地は、

6月だというのに夏みたいな辟易する気温の今時期からでも快適に着ていただけるのも嬉しいポイント。

 

 

個人的には普段ジャケットとは疎遠な方にこそお勧めしたいジャケット。

是非一度袖を通してみてください。

 

詳しいサイズ感やプライスは、店頭 もしくは ONLINE STORE にてお確かめ下さい。

お付き合いいただきありがとうございました。

それではまた。

 

staff:Ohno

 

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