Gorsch the merry coachman – 22S/S
– Gorsch the merry coachman : 愉快な馬車屋のゴーシュ –
“ゴーシュはとある街の楽団のチェロ担当。少し不器用で、頑固。彼の腕前はまだまだなのだけれど、楽器の練習はとても熱心。そんな彼の音色が好きな動物達が、夜な夜な彼の家に訪ねてきます。その動物達との交流を通じ、ゴーシュの音楽は成長し、結果コンサートで存在を示し、アンコールではソロ演奏の末、観客から喝采を浴びる事となります。
ゴーシュが変わる一番のきっかけになった、パーカッショニストの子ダヌキとのセッション。そして、その時の曲が「愉快な馬車屋」。今までは、誰がなんと言おうが自分の思うままに弾いていたが、子ダヌキの一言が、確かにそうかもしれないと素直に意見を聞き入れ、朝まで1人と一匹がセッションに明け暮れる。。。
‘The merry Coachman’は、ゴーシュのように、様々な人々と交流し、モノづくりの幅、そして自分の知識や技術を広げていきたいという想いから始まる、新たな挑戦と成長過程です。”
こんにちは、PURASの大野です。
“the seamster” から “the merry coachman” へ。
これまでは、型紙製作から縫製の全工程をデザイナー1人で行っていたのですが、
今シーズンからは地元:岩手の縫製工場に生産を依頼。
工場には想いや縫製の仕方を説明し、Gorshの雰囲気が出せるよう認識を共有しています。
型紙は一部、ロンドン在住時に知り合った岩手出身の友人パタンナーに依頼。
このように生産体制は変わりましたが、全ての工程にデザイナー自身が関わっている点は今までと変わりません。
少しづつではありますが寒さも和らいできたので、これから春物を探してる方の参考に。
諸々のディテールに、良い意味で違和感を覚えるスプリングコート。
オーバーサイズ全盛の今、このコンパクトなサイジングは新鮮です。
気負わず着れる軽さと楽さに取り回しのしやすい膝上丈。
コートというジャンルではありますが、シャツを羽織るような感覚で試してみてください。
クラシックな要素を残しつつ、クラシックだけに留まらない。素敵な仕上がりです。
KHAKI/BLACKの2色展開。
リネン特有のポツポツっとした節と粗野な風合いと、
上品ながら自然な光沢感を持つシルクの要素の2つを纏めて味わえる独特な生地。
光の当たり加減で違った表情になるのも魅力です。
味のあるコットン・ヘンプ生地を裏地に使った内側。ロゴデザインも変わりました。
アームホール、袖裏、ベント…各所はドレス顔負けな丁寧なパイピング処理をしています。
他人からは、ましてや着てる時は自分でさえ見えない部分まで徹底的に。
Gorschが数多の服好きからの支持を集める理由はこういったところなのかなと。
-Gorsch the merry coachman-
Silk Linen Spring Coat
Col. KHAKI , BLACK / Size. 48 , 50
長く日常的に着てその人のシワやクセが出てきて初めてGorschの洋服は完成します。
安いものでは無いですが、丁寧に大切に着るというよりは、あくまで普段着として。
春の幕開けにいかがでしょう。
と、このブログを書いていたら2nd Delivery が到着しました。
準備ができ次第、ONLINE STOREにUP/BLOGも書きますが、まずは店頭にて。
詳しいサイズ感やプライスは、ONLINESTORE・店頭にてお確かめ下さい。
お付き合いいただきありがとうございました。
それではまた。
staff:Ohno
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